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TO-RIAに使用されている木材と仕上げについて
TO-RIAに使用されている木材は2種類。
針葉樹・広葉樹のそれぞれ特徴があります。
お好みや用途でお選びください。
メルクシパイン集成材(針葉樹)
パイン材とは、日本語でマツのことです。
優しい色合いと加工のしやすさから家具、フローリング等の材料として用いられます。
また油分が多く含まれているため、経年変化でツヤが生まれ飴色になります。
広葉樹に比べると軽いのですが、柔らかく傷がつきやすいという特徴があります。
タモ集成材 (広葉樹)
タモ材はモクセイ科の広葉樹で、トネリコ属に分類される木の総称です。
パイン材に比べるとグレイがかったはっきりとした木目が特徴です。
硬い木で加工しやすく、均質な木材がとれるため、家具の材料としても用いられます。
家具の他には、野球のバットやホッケーのスティックなど、スポーツ用品にも使われています。
なぜ集成材を使うの?
木材をTO-RIAのように縦方向に長く加工すると木は反りやよじれを生じることがあります。
小さく切った木材を接着剤で貼り合せて1枚の板にしているため、反りやよじれが生じづらいという特徴があります。
TO-RIAの仕上げ加工。
無塗装
400番のサンダーで仕上げています。
塗装をしていないため、経年変化を楽しむことも出来ます。
一方、水分や手垢等の汚れが付着しやすく湿度の変化により木目がケバ立つこともあります。
その場合は240〜400番程度の紙やすりでのお手入れをおすすめいたします。
お買い上げ後、お好きな仕上げ加工を楽しんでいただくこともできます。
蜜蝋仕上げ
蜜蝋に天然オイルを混ぜて染み込ませるように仕上げています。
無塗装時とくらべ、木目が際立ち色が濃くなります。
ウレタン塗装等のように塗膜を作らないため、経年変化を楽しんでいただけます。
無塗装に比べしっとりとして手触りになります。